小さき兄弟会および分割後のコンベンツアル聖フランシスコ修道会では聖性が開花し、 多くの聖人や福者が出ています。その中で、小さき兄弟会の分割以前の聖人の中では特に次の人々があげられます。アッシジのフランシスコ、パドアのアントニオ、ボナベンツラ、ルドビコ、小さき兄弟会の最初の5人の聖殉教者、 7人の聖殉教者、シエナの聖ベルナルディノ、カペストラノの聖ヨハネ、アルカンタラの聖ペトロ。

1517年の小さき兄弟会の分割以後のコンベンツアル聖フランシスコ修道会の聖人としては、コペルティノのヨセフ、 アントニオ・ファサニ、マキシミリアノ・コルベがいます。

福者としては、アントニオ・ルッチ、ボナベンツラ・ダ・ポテンツァ、ジャン・フランソワ・ビュルテ、 ヨハネ・バプティスタ・トゥリケリ、ラファル・ヒリンスキーがおり、1999年には、 1936年と1939年のスペイン内乱の時に殉教したアルフォンソ・ロペス・ロペス神父、ミカエル・レモン修道士、 モデスト・ヴェガス神父、ディオニジオ・ヴィセンテ神父、フランシスコ・レモン・ハティヴァ修道士、 ペトロ・リヴェラ神父の6人(以上はスペイン人)とヒットラーのナチスの時代に殉教した7人(アントニオ・バエウスキ神父、 ピオ・バルトシク神父、インノセント・ヴォイチエヒ・グズ神父、ボニファチオ・ツコフスキ修道士、ヘルマノ・ ステンピエン神父、アキレ・プハワ神父、ティモテオ・トラヨノフスキ神父の7人(以上はポーランド人)が福者にあげあれました。

この他、フランシスカン・ファミリー(小さき兄弟会、クララ会、律修第3会、在世フランシスコ会)にはクララ、 ハンガリーのエリザベトなど多くの聖人や福者がいます。