聖母の騎士

聖母の騎士 あの日の1コマ Vol.48 重いのはカリスですか?

2009年から2011年までクリス神父様は東京にある関町修学院・志願院に大神学生の霊的同伴者として赴任してきました。 空いた時間にはよく腕を鍛えており、どの大神学生と比べてもずば抜けて太い腕を持っていました。しかしそんなたくましい腕を持つクリス神父様にも強敵がいました。それはミサで用いられるカリスです。ミサ準備担当の大神学生が香部屋にあるものの中で一番大きいカリスを用意すると、ミサの後に「あのカリスは重たくて腕が疲れるんですね~」と漏らすことがありました。 しかし実のところ、重いのはカリスではなく、クリス神父様のたくまして太い腕が原因ではないかと当時の大神学生たちの間でささやかれていたことは、今でもクリス神父様には内緒です。聖母の騎士 2025年6月号より掲載
カトリックニュース

松本准平 監督作品「長崎-閃光の影で-」8月1日(金)より全国公開

1945年、夏。原爆投下直後の長崎を舞台に、被爆者救護にあたった若き看護学生の少女たちの“青春”を描く映画で、7月25日(金)より長崎先行公開、8月1日(金)より全国公開。■映画の概要空襲による休校のため、長崎に帰郷してきた看護学生のスミ、アツ子、ミサヲ。1945年8月9日11時2分、長崎市に原爆が落とされたことで、家族や恋人と過ごす彼女たちの日常は一変する。地獄絵図と化した街で、救える命より葬る命の方が多くても、彼女たちは未熟ながら看護学生として、人として使命を全うしようとする――焼け野原となった故郷で、彼女たちは何を見、何を感じ、何を思ったのか。原爆被爆者を救護した日本赤十字社の看護師たちが被爆から35年後にまとめた手記「閃光の影で-原爆被爆者救護赤十字看護婦の手記-」を基に脚本が執筆された作品。原爆投下、そして終戦を経験した1945年、日本被団協がノーベル平和賞を受賞し世界へと核廃絶...
カトリックニュース

【京都ノートルダム女子大学】春の講演会「フランクル心理学に学ぶ喪失からの再生」6月8日開催

京都ノートルダム女子大学(学長:中村久美、所在地:京都府京都市左京区)は、2025年6月8日(日)にカトリック教育センター主催「春の講演会」(無料)を開催します。 今回は「フランクル心理学に学ぶ喪失からの再生」と題し、仙台白百合女子大学学長 加藤 美紀(かとう みき)氏を講師に迎えます。同氏はシャルトル聖パウロ修道女会のシスターであり、棋士「ひふみん」こと加藤一二三氏の次女です。【開催概要】春の講演会「フランクル心理学に学ぶ喪失からの再生」◆日時:2025年 6月 8日(日)15:00~16:30(開場14:30)◆場所:京都ノートルダム女子大学 ユージニア館 3F NDホール◆講師:加藤 美紀 氏(仙台白百合女子大学学長)◆参加費:無料◆申し込み:予約不要 当日会場に直接お越しください主催:京都ノートルダム女子大学カトリック教育センター 後援:京都市 京都新聞【講師コメント】古典的名著『...
聖母の騎士

聖母の騎士 2025年5月号

月刊「聖母の騎士」はマキシミリアノ・コルベ神父が、日本の国民にキリストの福音と聖母マリアの愛を伝えるために創刊しました。その内容は、カトリックの教え入門、現代に生きるキリスト信者の横顔など、キリスト教を紹介する読み物になっています。信者の方はもちろん、キリスト教に興味、関心をお持ちの方にもお勧めいたします。 ◆イエスさまとマリアさまとわたしたち(岩田真里亜)◆シスターのひとり言(岡 立子)◆母マリアさまとともに思い巡らす(加藤 智)◆もう一人のマリアを生きて(縄野光子)◆新生会HALCの丘から(原 慶子)◆ラルシュかなの家「日々の生活」(平石智美)◆山谷のまちからこんにちは!(平 恵子)◆聖霊の息吹に誘われて 日本全国巡礼記(渡辺 俊)◆聖コルベ記念館にようこそ!(小山田千歌子)◆人人のあいだに・人人のなかに(太田 勝)◆依存症回復への道(渡慶次 稔)◆小さな命を大切にするために(矢野大和...
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