聖母の騎士

聖母の騎士 2025年11月号

月刊「聖母の騎士」はマキシミリアノ・コルベ神父が、日本の国民にキリストの福音と聖母マリアの愛を伝えるために創刊しました。その内容は、カトリックの教え入門、現代に生きるキリスト信者の横顔など、キリスト教を紹介する読み物になっています。信者の方はもちろん、キリスト教に興味、関心をお持ちの方にもお勧めいたします。 ◆アッシジの聖フランシスコの『被造物の賛歌(兄弟太陽の賛歌)』を少し味わう(谷崎新一郎)◆聖霊の息吹に誘われて 日本全国巡礼記(渡辺 俊)◆母マリアさまとともに思い巡らす(加藤 智)◆シスターのひとり言(岡 立子)◆新生会HALCの丘から(原 慶子)◆依存症回復への道(渡慶次 稔)◆イエスさまとマリアさまとわたしたち(岩田真里亜)◆もう一人のマリアを生きて(縄野光子)◆ラルシュかなの家「日々の生活」(矢田冬馬)◆小さな命を大切にするために(佐々木正美)◆山谷のまちからこんにちは!(平 ...
お知らせ

松本准平 監督作品「長崎-閃光の影で-」8月1日(金)より全国公開

1945年、夏。原爆投下直後の長崎を舞台に、被爆者救護にあたった若き看護学生の少女たちの“青春”を描く映画で、7月25日(金)より長崎先行公開、8月1日(金)より全国公開。■映画ストーリー1945年、長崎。看護学生の田中スミ、大野アツ子、岩永ミサヲの3人は、空襲による休校を機に帰郷し、家族や友人との平穏な時間を過ごしていた。しかし、8月9日午前11時2分、長崎市上空で原子爆弾がさく裂し、その日常は一瞬にして崩れ去る。街は廃墟と化し、彼女たちは未熟ながらも看護学生として負傷者の救護に奔走する。救える命よりも多くの命を葬らなければならないという非情な現実の中で、彼女たちは命の尊さ、そして生きる意味を問い続ける――■監督プロフィール松本准平(まつもと・じゅんぺい)監督・共同脚本1984年12月4日、長崎県生まれ。被爆3世。東京大学工学部建築学科卒業、同大学院建築学専攻修了。吉本総合芸能学院(NS...
聖母文庫

【聖母文庫・新刊】アシジからの風《著》チャン・ヴァン・ホァイ

人が場所を造るのでしょうか。場所が人を造るのでしょうか。アシジという町がフランチェスコを造ったことは確かです。また、聖フランシスコが今のアシジを造ったことも確かです。そして、そのアシジの町がホァイ神父様を育てる中で生まれたのがこの本です。アシジの風を受けた皆さん一人ひとりにおいて、ホァイ神父様の願いである「すべてが神さまのみ旨のままでありますように、聖母マリアとともに」が実現するように祈ります。(前書きより)ページ等: 本文393ページISBN:978-4882163893著者:チャン・ヴァン・ホァイ価格:1000円+税■購入ページへ
単行本

【新刊】自由と恩寵 エディット・シュタイン《訳/著》荒木慎一郎

エディット・シュタインの最も素晴らしい研究の一つである『自由と恩寵』『自由と恩寵』の全体が私に訴えかけるのは、生きることが、神と人との「交わり」のプロセスに他ならないということである。人間の救いにおいて神の恩寵が人間の自由を先導する場合もあれば、人間が神を求め、神がそれに応える場合もある。神は人間の自由を「出し抜き」、神の恩寵を拒否する人の魂の中にすら、忍び込むことができる。神と人との交わりのあり方は、一つひとつがユニークである。人間の自由のわざと思われがちな信仰においても、そこで働いているのはやはり、神が私をとらえ、私が神をとらえ返す、神と人との「交わり」である。神との「交わり」を通して「三位一体の交わり」そのものの中に向かう救いの道が、本書に鮮やかに描き出されている。(自由と恩寵「訳者あとがき」より)《訳/著》荒木慎一郎(あらき・しんいちろう)1952年12月生まれ。京都市出身。東京外...